知らない街。
まだ会ったことのないお客様。
だけど、
完成したピストを送り出す頃には、
もう随分と前から知っているような気がします。
お問い合わせをいただき、
打ち合わせが始まる。
メールや電話を重ねていくうちに、
少しずつ、その人が見えてきます。
どんな景色を走りたいのか。
どんな一台を思い描いているのか。
そして、
その一台と、どんなこれからを過ごしていきたいのか。
ご相談をいただいてから、
完成した一台をお届けするまで。
Charlieにとって、
その時間はとても大切なものです。
いまは、
ネットで何でも探すことができて、
写真や動画を見れば、
遠くにあるものでも、
すぐに知ることができます。
欲しいものを見つけて、
そのまま購入することもできる。
とても便利で、
選べるものも増えました。
だからこそ、
その先にある会話を大切にしたい。
ピストのこと。
サイズのこと。
パーツのこと。
乗り方のこと。
少し話してみないと、
分からないこともあります。
時間をかけて、
一緒に考え、
一緒につくり上げていく。
その積み重ねが、
見た目やスペックだけでは語れない、
一台になっていくのだと思います。
一台一台をつくり、
一人ひとりと向き合う中で、
Charlieのこれからを、
あらためて考えるようになりました。
そして、
少しずつ見えてきたものがあります。
比べるより、
らしくあること。
焦らず、
一歩ずつ丁寧に。
知らない街。
まだ会ったことのないお客様。
まだ何も決まっていなくても、
気になるピストがある。
それだけでいいんです。
その一台の話を、ここから。