sfiDARE CRIT voi.19 BLOCK CRIT47
2025年4月26日、岐阜県羽島市。
この日、公道公認ノーブレーキ・フィクスドクリテリウム sfiDARE CRIT が開催されました。
日本全国から選手たちが集結し、さらに韓国 KING OF TRACK からは、選抜された精鋭チームが遠征参戦。
シーズンの幕開けを告げるこの一戦に、それぞれが静かに向き合っていました。
sfiDARE CRIT
それは、警察の認可を得て公道を閉鎖し、ブレーキのないノーブレーキピストだけで競い合う、異例のレース。
ピストバイク特有の固定ギアによる減速は、ペダルを逆に回すのみ。
ブレーキのない世界で選手たちは限界までコーナーを攻め込み、ただ栄光に向かって加速する。
一瞬の判断、一寸のライン、
すべてが勝敗を分ける、テクニカルで危険なハイスピードレース。
それが、sfiDARE CRIT
ルーツは、ニューヨーク・ブルックリン。
かつて世界中を熱狂させた RED HOOK CRIT の精神を、
いま、この日本で、sfiDARE CRIT JAPANが確かに受け継いでいる。
レース会場を見渡せば、自然と目に入るENGINE11
競輪にインスパイアされたそのフレームは、ノーブレーキフィクスドクリテリウムという極限の舞台でもしっかりと存在感を放っていた。
選ばれる理由は、たぶんスペックだけじゃない。
信じて乗っている人たちがここにいる。
それだけで十分だった。
予選を終え、レースはいよいよ決勝へ。
選手たちは静かにグリッドインしていく。
言葉は少なく、視線だけが交錯する。
一瞬、静寂になったグリッド。
スタートと同時に湧き上がる歓声がノーブレーキピストたちを加速させる。
迫る第一コーナー、僅かなラインの乱れが招いたクラッシュが流れを大きく変える。
しかし、崩れたリズムの中で誰もがそれぞれのレースを続けていた。
このsfiDARE CRITに初めて参戦したのは、2019年。
選手ひとりだけの、小さなチーム。
初めてのsfiDARE CRITは恐ろしかった。
それでも前に進むことだけを考えていた。
だけど、どんな状況でも諦めずに挑み続けること。
それが僕たちが一番大切にしていること。
今回のTEAM ENGINE11 JAPAN K-CRITのレース結果は、決して良かったとは言えない。
でも、最後まで諦めずとても素晴らしいレースだった。
悔しい思いは次のレースで。
そして、韓国チームがENGINE11で1・2・3フィニッシュを決めたことは、正直嬉しかった。
ENGIEN11が世界の中で確かに選ばれているという証を、この同じ場所で見届けられたことが。
さあ、次の戦場へ。
sfiDARE CRIT 2025 第二戦は5月31日、東京・お台場‼︎
また最高のドラマを共に‼︎
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