12.19.2025

ENGINE11 CRITD LIMITED|日々の積み重ねと、MAMBA MENTALITY

日々の積み重ねと、
MAMBA MENTALITY
今回、フルオーダーカスタム
Charlie’s Custom のご依頼をいただいたENGINE11

オーナーが選んだフレームは、
アメリカ ロサンゼルス
ENGINE11 CRITD LIMITED EDITION
BLACK MAMBA

世界のフィクスドクリテリウムを制してきた
ENGINE11 CRITD(クリットディー)

剛性と軽さを両立する6069アルミ合金フレームに、
軽量なフルカーボンフォークを組み合わせた、
ENGINE11を代表するレーシングプラットフォームです。

コーナー立ち上がりからの鋭い加速、
キレのあるハンドリング、
そしてライダーが路面と一体になるような感覚。

速さだけでなく、扱いやすさも高い次元で成立しているからこそ、
レースシーンだけでなく、日常の中でも信頼を集めてきました。

そのCRITDをベースに、
ロサンゼルスの情熱を宿した特別なフレームが、
このBLACK MAMBAです。

ENGINE11ブランドオーナーであるケビンが敬愛する、
LA LAKERSのレジェンド、
コービー・ブライアントへのオマージュとして誕生しました。
BLACK MAMBAという名前は、
コービー・ブライアント自身が名乗った、もう一つの人格。

勝つために感情を切り離し、
無駄を削ぎ落とし、
ただ結果に向かって研ぎ澄まされていく存在。
それが、彼にとってのBLACK MAMBAでした。
そして、その生き方を象徴する言葉が、
MAMBA MENTALITY
常に挑戦をやめず、決して止まらない闘志。

日々の準備を怠らず、
自分に言い訳をせず、
昨日の自分を超えることに執着する。
派手さではなく、積み重ねによってしか辿り着けない姿勢です。

2020年1月26日、
コービー・ブライアントは不慮の事故によりこの世を去りました。

しかし、その思想と姿勢はいまもなお、
多くの人の中で生き続けています。

その精神をフレームカラーに落とし込むことで、
このBLACK MAMBAは
単なる限定モデルではなく、
彼の思想が、カタチになったフレームです。

ENGINE11の歴史においても、
個人の想いとカルチャーが、
これほどまでに直結したモデルは多くありません。

ENGINE11ブランドオーナー自身の想いと敬意から生まれた、
特別なフレーム BLACK MAMBA

ENGINE11 CRITD LIMITED EDITION
BLACK MAMBA
Charlie's Custom
今回、このBLACK MAMBAを選んだオーナーのきっかけは、
理屈よりも先に目に入ってくる佇まいや空気感。
いわゆる「アメリカらしさ」とでも言うべき、
その存在感に惹かれたことでした。

組み上げていく過程で、
オーナーがBLACK MAMBAに込められた背景や思想に触れ、
このフレームが持つ意味を、少しずつ感じていきます。

惹かれて、選び、
後から理解していく。

人と人とが向き合うように、
フレームとも、時間をかけて深まっていく。

そうして選ばれたBLACK MAMBAを、
Charlie’s Customとして組み上げていきます。

この一台が、
オーナーの暮らしの中で自然に馴染むよう、
細部を詰めていきました。

単車乗りでもあるオーナーが、
ピストに乗るときに大事にしていること。
それは、バランス。

スタイル、操作性、そして駆動。
このBLACK MAMBAが持つ空気と、
オーナーの想いを合わせて、すべてを整えていきます。

まずは、専用工具を使用してフレームの下処理から行っていきます。

ENGINE11は、工場出荷状態でも十分な精度を持つフレームですが、
組み込まれるレーシングパーツに合わせて、
あらためて各部の状態を確認し、必要な調整を加えていきます。


BBシェルのタッピングとケース接地面の水平フェイシング、
ヘッドチューブの真円リーミングと水平フェイシング。

これは性能を引き上げるためというより、
本来フレームが持っている良さをきちんと引き出すための工程です。

見えない部分ではありますが、
この下処理が、
走ったときの安心感やフレームとの一体感を支えています。

こうして組み込まれた、レーシング仕様のドライブトレイン。

競輪クランクSUGINO SG75 NJSの質感を受け継ぎながら、
現行規格へ最適化して仕上げられた、
スギノエンジニアリング製ダイレクトドライブクランク
SUGINO SG75 DD2

初代DDからアップデートされた、新型IDS24アクスルシャフトを採用。
高精度を基軸に、高強度・高剛性・高耐食性をさらに引き上げた最新仕様です。

クランクアームを結合するスプライン構造も強化され、
踏み込んだ力を無駄なく伝える、
世界基準の伝達効率を備えています。
BBは、回転性能と耐久性のバランスを重視し、
アメリカ PHIL WOODを採用しました。

LA LAKERSの雰囲気に合わせたカラーも、
この一台にしっくりと馴染んでいます。

コグは、オーストラリア BESPOKEを選択。
素材はステンレス鋼、仕上げはチタンコーティングのOIL SLICK

耐久性と精度を両立し、
昨今では競技勢からのオーダーも多く、
実戦の中で信頼を積み重ねてきたパーツです。
高品質なコグ単体で税込15,400円という価格設定も、
競技勢から支持を集める理由のひとつ。
実戦で使い続けられる、現実的な選択肢です。

ドライブトレインの要となるチェーンは、RK MANEUVER
次世代トラックレーシングチェーンと呼ばれる理由は、
踏み出した瞬間に感じられます。

カスタムは、
駆動から、スタイリングへ。
低く構えたシルエット。 
前後統一されたカーボンバトンホイール。 

重心を落としたスタンスが、 
スピードの中に安定感を感じさせる。 

単車乗りのオーナーにとって、 
見た目のバランスは、そのまま操作感につながるもの。
ハンドルとステムはイタリア DEDAを採用。
LOW RIDERブルホーンに、ZERO100 TEAMステムでしっかりと前下がりに。
今後のセッティングを視野に、コラムはレーシーに突き出し仕様。
憧れのKINGロゴ。
ヘッドセットはアメリカ CHRIS KING INSET7

ブレーキキャリパーは走り重視で、SHIMANO ULTEGRA
マットな質感がフレームによく馴染んでる。

フォークサイドのBLACK MAMBAで表した「8」は、
コービー・ブライアントが
三連覇を支えた、若き日の象徴的な背番号。

サドルはENVEとSELLE ITALIAとのコラボモデルSLR BOOST
シートポストはDEDAの新作フルカーボンRS
シートポストクランプもヘッドセットに合わせてCHRIS KINGに。

前後に装備されたのはSTIFFI WHEELSの代表作のひとつ、
4S CARBON TRACK THE SHURIKEN

日本人デザイナーの手によって生まれた、
忍者の手裏剣をモチーフにした4スポークカーボンホイール。

4本のブレードが描くのは、
鋭さと均整。
デザインと空力が同じ線上にあるということ。


このフレームに組み合わせた理由は、見た目だけではありません。
踏み込んだ瞬間の反応と、速度が乗ったあとの伸び。
4スポーク特有の剛性と空力が、走りの質を確実に引き上げていきます。

【お問い合わせ】
STIFFI WHEELS 日本正規販売店:Charlie




ENGINE11 CRITD LIMITED EDITION
BLACK MAMBA
Charlie's Custom
コービー・ブライアントが大切にしていたのは、
 特別なことより、
 毎日の積み重ねでした。 

BLACK MAMBAという名前も、 
一瞬の強さではなく、
 続けることの中で生まれる覚悟を表しています。 

この一台も、 走るたびに完成へ近づいていく。
走り続けることで、 
オーナーにとってのBLACK MAMBAになっていく。




ENGINE11 CRITD LIMITED EDITION 
BLACK MAMBA
-フレームセット-
¥137,500(税込)

-Charlieカスタムメイド完成車 CHARLIES STYLE-
¥257,500(税込)
日本全国通販対応

-サイズ-
XS・S・M・L・XL
在庫等お気軽にお問い合わせください。

-フレーム-
Triple butted 6069-T6 aluminum

-フォーク-
Full carbon Fork 1 1/8" - 1.5”

-ウェイト-
Frame / Fork 1490g / 390g (Sサイズ) 

-シートポストサイズ-
27.2㎜

-最大タイヤクリアランス-
32C
※タイヤやホイールの組み合わせによってはクリアランスに差が生じる場合があります。

-付属品-
E11ヘッドセット&E11シートクランプ

【お問い合わせ】
ENGINE11 日本総代理店 Charlie
お電話または Instagram DM からお気軽にお問い合わせください。

ピストバイク専門店 Charlie
大分県大分市中春日町12-35-1F
097-578-8776
Mail : info@charlie-jp.com
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定休日 : 毎週日曜日&月曜日